尾道十八番

2011年10月16日(日)12時30分〜




旧国道沿い、家から徒歩5分ほどにラーメン屋がオープンした。
思えば昔は、酒屋でビックリマンチョコを買いに行った事があるが、
お酒の匂いが強くて気分が悪くなった思い出のある店だった。
随分前に閉店してしばらく放置されていたが、
何か工事しているな〜と思っているうちにラーメン屋となった。
9月20日オープン当初は行列が出来るほどの賑わいだったので、
しばらく時間を置いて訪問しようと本日行ってきました。
車の通りが少ないから流行らないのでは?と心配していたが、
休日はそれなりに繁盛しており、今日も入口には8名ほどの待ち客がいた。
15分くらい待って席に着席。
店内は思ったより狭くカウンター8人、2人テーブル×5席、8人座敷。
これならすぐ満席になって行列が出来るのも無理は無い。
2人テーブルは自由に動かす事が出来るので、
4人客が来た時は、テーブルが合体する。
お座敷は壁に囲まれまさに特別席。
掘りコタツになっていたので、大人数でものんびり落ち着いて過ごせる空間になっていた。
逆に行列の先頭は風除室(玄関)で待つため、
待ち客に監視され混雑時は落ち着いて食べる事が出来ない。

メニューはラーメン3種類とサイドメニューは若干の中華とご飯類。
定食は昼限定で夜は居酒屋メニューにチェンジするようだ。
がっつりお得に食べようものなら昼に行かなければならないので、
今回は敢えて昼時に訪れさせてもらった。
私は恒例の半チャン定食。
同行人相方Tはチャーシュー麺。



混雑していたが料理は素早く登場。
ラーメンが出てきて食欲をそそる良い匂いが漂っていた。
まずはスープ。
背脂たっぷりでかなり見た目は濃厚に見えるが、
意外と尾道ラーメンにしてはあっさりして塩辛さが無くちょっと物足りなさを感じるものの、
あっさり好みにはちょうどよいかもしれない。
ネギはシャキシャキして歯ごたえがあるがメンマは味が薄い。
チャーシューは尾道では珍しい薄切りで大小のものが3枚乗っている。
この薄切りチャーシューは個人的に好きなので美味しかったです。
麺ははせべ製の半ちぢりで安定した食べ易さ。
トータル的には可でもなく不可でもない無難なラーメンと言える。
以前は東京で営業していたらしく、東の方では逆に尾道ならではの濃さが受け入れられないかもしれないが、
尾道では逆に濃いくないと飽きられてしまう可能性があるので、
正直言うと、このラーメンは尾道のラーメンを食べ慣れている私にとっては物足りなさがあった。
そういえば以前、関西で尾道ラーメンを食べた事があったが、まさにこのように薄口な味でガッカリしたことがあった。
オマケに値段はかなり高かった。




遅れて出てきた半チャーハンが到着。
思わずビックリするほどの量の少なさ。
逆にラーメンの量が多いのでこのくらいでちょうど良いのかもしれませんが、
ガッツリ食べたい人にとってはやはり物足りないでしょうね。


麺が見えないほどの薄口チャーシューてんこ盛り!のチャーシュー麺。



近くに萬来軒、味龍、一龍、最近オープンした丸亀製麺、その他有名全国チェーンレストランなど
飲食店激戦区である高須町に進出した尾道十八番。
出だしは上々ですが、山場は半年、1年後。
今年だけでも最低3件が閉店した尾道市内のラーメン事情はかなり厳しく、
新参店が果たしてどこまで頑張っていけるか、陰ながら見守って行きたいと思います。

※ブログで検索すると、結構濃いスープだったという感想を見かけましたが、
 味の感覚は個々に左右されるので、濃いか薄いかは実際に自分自身の判断で良いかと思われます。


2013年1月5日(土)13時00分


みそラーメン
七味が入ってないので辛くありません。
モヤシたっぷりヘルシーなラーメン。
寒い日は温まります。


メンチカツ

久しぶりに行ったらメンチカツ定食が新登場してました。
単品でも350円ですが定食だと少しだけお得。
サクサクジューシー満腹感のあるメンチカツでした。
自家製かどうかはわかりませんが、メンチカツ用のタレもあり。




0848-46-1808
尾道市高須町3651-2
営業時間/11:00〜23:00(15時〜17時30分は休憩)
定休日/木曜日


この内容は2012年1月5日付けのものです。


尾道ラーメントップページ