味平

2010年10月9日(土)20時00分〜




尾道から北に伸びる国道184号線は世羅、三次、山陰方面に続いており、
尾道市民にとって大変お世話になっている主要道路である。
その184号線沿いの尾道ICから少し北へ行ったところにある赤い建物の中華料理屋を知らない人はまずいないだろう
しかし尾道市街地から随分離れた所によく店を構え、今まで切り盛り出来たと関心するが、
その理由はきっと長年尾道市民に愛されていたからなのかもしれない。
今回はその理由を確かめに味平に訪れてみた。
閉店1時間前なのにも関らず店内は賑やかで繁盛している様子。
店内は、カウンターは5人しか座れないものの
4人掛けテーブル4席、座席3つ、奥にも4席ほど座席があり、まさに家族連れウェルカムな店。
席に着いてメニューを見るとたくさんあってどれにしようか迷っている時に女将さんがオーダーを取りにやってくるのだが、
明るくて感じの良い人柄に自然と笑いがこぼれた。
私は相変わらずラーメンと小チャーハンのセット(ラーメン定食900円)、
相方さんは相変わらず迷いに迷って酢豚定食900円。
単品自体もさることながら定食も高めの設定。







さほど待つことなく、というかあまり待たされることなく料理がやってきた。
ラーメン定食にはサラダもついており、これで900円なら納得。
脂っこい料理にシャキシャキ野菜は歓迎である。
さてラーメンの味は、小魚は使わず干貝柱や海老などを使ってダシを採っており、あっさりして飲みやすい。
海鮮ラーメンを食べているかのようにほのかに海鮮の香りが漂うスープでした。
麺は、はせべの細いちじり麺ですが、最初はスープと絡まって美味しいと思っていたけど、
焼飯やサラダを食べているうちに麺が延びてしまって微妙な食感になってしまった。
細麺だけに伸びるのも早いのでラーメンに集中して食べるか麺を固めに注文することをオススメ。
背油もコリコリ固めで良いアクセントになっていたし、
チャーシューも薄くて大きいのが一枚乗っており、味が染み込んでいて食べ易かった。



チャーハンは、塩加減が薄口で備え付けの福神漬けと一緒に食べると美味しいです。
ご飯はパラパラ系なので冷えるとイマイチなのでこちらも熱いうちに食べ終えることをオススメしたいのですが、
そうなるとラーメン、チャーハンどちらを先に集中して食べると良いのでしょうか(笑)
お店が暇そうにしてたらどちらか食べ終えて作ってもらえるといいでしょうね。
ちなみに、チャーハンはご飯を炊く時から、ラーメンはスープを炊くときからある”秘密の具”を入れているらしい。

相方さんが食べていた酢豚定食もなかなか美味しかったようで、
味の甘酸っぱさが家庭ではなかなか出し難いようです。



お店を開いて30年近くなるようで今では世羅に2号店まであります。
常に何か新たな実験をしているようで今後どのように進化していくのか、
次回訪れた時はまた違うラーメンに出会えるかもしれませんね。








0848-48-3207
尾道市木ノ庄町木門田701−8
営業時間/11:00〜21:00
定休日/木曜日


この内容は2010年10月9日付けのものです。


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