大亀食堂

2011年12月3日(土)12時30分〜






尾道市街地から北に離れた美ノ郷町に古い食堂があり、
そこのラーメンがマニアの間で美味しいという噂を聞いた事があった。
長年尾道に住んでいるが美ノ郷町にそんな古い食堂があったことすら知らなかった。
それもそのはず。
国道184号線から1つ外れた路地沿いに店があり、
地元民以外はまずその道を走ることは無いので気付かなかったのも無理は無い。
今回は昼時に訪れることにした。



店の場所は地図で事前に把握していたが、
ラーメンの幟が立っていたのですぐわかった。
幟を立てているのは尾道ラーメンブームに肖っているのか、それともラーメンに自信があるのか・・・
近くにある駐車場に車を止めて暖簾をくぐる。
店内はあまり広くなく長テーブルが3つあり最大16人くらいは収容出来るだろうか。
まずはメニュー表を見て・・・メニュー表が無い!
厨房からおばちゃんがやって来て「ラーメン?うどん?」と聞かれたので、
僕はラーメン、同行人相方Tはうどんを注文。
と言ったものの値段いくらですか?
うどんは天ぷら、玉子などトッピングがあるらしいが、
もしかしたらその時の気分次第では、
ラーメンも味噌?辛いの?とか聞かれる日があるかもしれない。

店内にいる人達は常連さんなのか当たり前のように頼んでは食べている。
ここの食堂の名物は作り置きされている煮魚やフライ物、巻き寿司などの一品料理なのですが、
こちらも値段は表記されておらず、品物によって値段が違うらしい。
しばらくしてラーメンとうどんがやってくる。
スープは表面に油膜が張って熱そうであまり熱くない。
塩辛さがあるがどことなく甘さもあるのは豚骨と豚骨でダシを取っているのだろうか!?
チャーシューは小ぶりで厚いのが二枚。
多く大きめに切られたネギに小さい豚ミンチが浮んでいる。
麺は黄麺なので村上製麺の予想にビンゴ!
噂を聞いて期待していたが可でもなく不可でもないのが感想。
店内をはじめコップや丼にかなり年季が入っているところを見ると長く地元に愛されている店だと推測。
昭和38年頃から営業をされているとのこと。
どおりでメニュー表が無くても営業が続けられるはずだ。





最後に恐る恐るお会計してもらうと二人分で1000円。
一応料金の配分を聞いてみると片方500円ずつだった。
ぼったくられなくて良かった(笑)





0848-48-0254
尾道市美ノ郷町三成1097
営業時間/10:00〜21:00
定休日/年中無休



この内容は2011年12月3日付けのものです。


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