東珍康

日時:2008年2月9日(日)22時40分〜



猫山スキー場冬花火の撮影を終えて尾道に戻る道中、
どこかで晩御飯を食べようと思ったがせっかくなので尾道まで戻ってラーメンを食べることにした。
雪道が続き、思った以上に尾道まで戻るのに時間がかかり22時30分を廻ってしまったのでお目当ての店を断念。
夜遅くまで開いている店の何件かある中で東珍康に決めた。
東珍康は新尾道駅から500mほど南下したところにあるものの市街地から離れているため、
大概車客が多く、夜は駐車場に止められない客が路駐している光景をよく見かける。
さすがに23時になろうとしているせいか路駐している車はいなかったが、店内は混雑していた。
尾道の店にしては珍しく有名人のサインが飾られてある。
店内はそんなに綺麗でなければ広くも無いが尾道ならではの雰囲気あるラーメン店。
数年前に車のCMロケ地になったり雑誌に取り上げられたり何かと話題が尽きない店だが、
その切っ掛けを作ったのは40種類近くある摩訶不思議なラーメンのメニューだろうか。
さすがに私は食べたこと無いが、ハンバーグやたこ焼き、トンカツなどたくさんのトッピングラーメンがあるので
気になる方は東珍康HPをチェック!



ラーメン以外にも丼物、一品物と中華メニューも豊富でどこにそんな食材があるのかこれまた不思議。
いろんなメニューが気になりつつもオーソドックスなチャーハン定食を注文。
ラーメンとチャーハンどちらかを小に注文出来るが850円とセット価格にしてはあまりお徳感が感じられない。
(ちなみにチャーハンの小はメニューにない)



定食なのでラーメンと小チャーハンが一緒にやってくるが個人的には出来た品から持ってきて欲しい。
尾道のラーメンらしくチャーシュー2枚、青ネギ、メンマ、少し背脂も入っている。
麺は自家製麺だと店員が言っていたが、井上製麺所の暖簾がかけてあった。
細いストレート麺なので多分、井上で間違い無いと思われる。
他店に比べると麺の量が多く食べても食べても無くならないのでちょっと女性には厳しいかもしれない。
麺の量が多いと最後は延びてしまうから多ければ良いという訳でもない。
むしろせっかく「かえ玉」があるのだから麺を少なくてもいいんじゃないかな。
その分、30円くらい安くするとか。(ラーメン単品490円は市内では珍しく高い方)
しかし、尾道ラーメンに「かえ玉」があるのはやっぱり東珍康らしい。
スープはとんこつ、鶏がら、野菜、昆布などからダシをとっている。
それとHPにも載っているが、ここのラーメンは「水」に拘りを持っており、
大山の湧き水と同じ成分を持っていると言われる尾道市内の湧き水を汲んでいる。
透明感のあるスープはたしかに見た目薄味に見えるが飲んでいくうちにちょっと塩辛さが喉越しに残るのが気になった。



麺が延びるといけないのでチャーハンは後回しにせざる得ないのだが、
味付けは良かったが少し冷めてしまいご飯が硬くなってしまった。
ラーメンを小にした方が良かったかも・・・

いろいろと口コミを見ると賛否があったが、
人気店ともなると訪れる客もそれだけ多いので賛否が出るのは仕方ない。
細麺ストレートに拘りの水、そしてパンチの効いた背脂など美味しい要素はたくさんあるラーメンではあるが、
私としては少し注文をつけさせて欲しいというのが正直なところ。
メニューを減らしてでも東珍康ならではの尾道のラーメンに全力を注いで欲しい。



随分前に「焼きそば」を食べたことがあるんだけどこれがまたとても美味しかった。
実はこの店はたくさんあるメニューも決して手は抜いていないので、
大勢集まって宴会するときは東珍康がオススメ!
その宴会に参加したいなぁ(笑)

食べ終わった後、廻りを見渡すと客1人もいなくなっている。
あれ〜?
24時までじゃなかったっけ?
ふと営業時間を見ると23時までになっており、営業時間が終わっていた(笑)
口コミでは愛想が悪いと書かれてあったが、尾道のラーメンはどこも似たような対応で、
むしろラーメン屋で愛想を求めるのはタブーである。
でも、そういう店に限って常連さんになると話が盛り上がるのも尾道らしいところ。
35年近く営業している東珍康。
果たして今後もメニューは増えつづけていくのだろうか。
今度訪れる時は、たこ焼きラーメンを注文しようかな(笑)





2010年8月8日(日)22時00分

とある情報誌にホルモン丼が紹介されて以来、いつか食べに行きたいと思い、
ようやく実現しました。
久々にラーメンも食べたくなったけど丼物とラーメンはさすがにキツイ・・・と思ったら350円追加で半ラーメンがついてくるお得なセットがある。
半チャンセットはよくあるが丼セットは尾道市内でも珍しいのでは。
出てきた丼に入っているホルモンは、非常に大きく脂がたっぷりのっている。
最初は美味しく食べていたが脂が大きい分、徐々に過酷な夕食になってしまった。
でも甘辛いタレが効いて食欲の無い夏に体力を付けるにはちょうど良くてガッツリ系の方にオススメです。



今回、うちの相方さんが頼んだのは、ちゃんぽんめん。
タコやイカ、その他野菜がたっぷり乗ったちゃんぽんです。
スープは本場と違い塩ベースのような感じでした。
麺も本場と違って細麺タイプ、まさに東珍館オリジナルちゃんぽん。






尾道市栗原町6023-5
営業時間/11:00〜23:00
定休日/木曜日
0848-23-4537

この内容は2010年8月8日付けのものです。


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