吉井食堂

日時:2010年1月7日(水)13時30分〜






以前、ネットの口コミで初めて知った吉井食堂の存在。
噂に寄ると美味しい!ということで5日に行ってみたらお正月休みだったので
改めて7日に行ってみることにした。
場所は、正直言ってわかりずらく地元民以外ではまず道に迷ってしまうので
事前に地図を焼いて地理を把握しておいた方が良さそう。
目印は、吉和小学校の裏で狭い路地を少し入ったところに店があった。



お店のすぐ隣に3台止められる駐車場があり、
平日のお昼過ぎなので客は誰もいなかったが、
ピーク時は満車になって止めるのに苦労するかもしれない。
メニューはラーメン、うどんが中心でガラスケースにオニギリとお稲荷さんがあった。
食堂なので、その他一品おかずが豊富にありそうなものだが、
今日がたまたまなのか、これがレギュラーメニューなのかはわからず。
お稲荷さんが1個190円とちょっと高いような気がする。
私は、普通にラーメンを注文。
同行した相方さんは、チャーシューメン。
店内はテーブル席や座席は無く、コの字カウンターのみで10人くらい座れる。
厨房は、おばさん二人で切り盛りしているようだが、
たまーにおじさんが出前で忙しそうにしていた。
噂に寄ると、その出前のおじさんこそが広島県県会議員だという。
そういえば店の前に県会議員の名前が大きく張られてあった。







注文してから5分ほどでラーメン登場。
小さめのチャーシュ2枚、メンマ、ネギとシンプルな構成。
尾道ラーメンの特徴である背脂は見当たらないが、スープの表面に白い膜は脂だろうか。
一口呑むと結構熱く猫舌な私としてはヤケドしそうなので恐る恐る口に含んでいく。
少々塩辛いのでイリコなどでダシを取っているかもしれない。
麺は、おっとここでも力石製麺所。
ツルツルした食感、そして麺が少々硬いと思ったが、食べていくうちに熱いスープが程よい硬さに仕上げてくれた。
チャーシュは脂分が少なく歯ごたえがあり、メンマはこれまた少し塩辛い。
個人的には特別美味しい!とまでは思わないが、屋台で出てきそうな懐かしいラーメンというような評価。
ところが隣でチャーシューメンを食べている相方さんは、絶品だったようで高評価。
ラーメンの好みは、やはり人によって違うのだと改めて思った。
ちなみにチャーシューメンは、小さいチャーシューが8枚乗っていた。


ラーメン


チャーシューメン

店内、厨房、そして外観を見たところ意外と新しい店なのでは?と思ったが、
実は経営者は二代目で50年以上続いているらしい。
漁港町、吉和を古くから支える立役者、吉井食堂は、
古き良き尾道の味を感じさせる場所なのであった。


店を出ると店の前で午後の日差しを浴びて気持ちよくお昼寝していた野良猫。
吉井食堂の看板猫!?
近づくと、シャ〜!!!と怒られた。
お昼休みの邪魔してゴメンね。。。
看板猫じゃなくて休憩中のご主人だな(笑)



0848-22-9869
尾道市沖側町3-7
営業時間/
定休日/火曜日



この内容は2010年1月7日付けのものです。


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